経皮毒とは
| 私たちの身のまわりには数十万種類にのぽる化学物質が存在します。 それは食べ物を通して私たちの体内に入ってきたり、排気ガスなど空気を通じて入ってくるもの などさまざまです。 しかし、日常品の中で化粧品や洗剤、入浴用品など肌に直接触れるものにも大量の化学物質 が含まれているのですが、意外と私たちは気にせずに使用してしまっているのではないでしょ うか。「でも、直接口に入れるものでもないし、いままで身体に影響があったわけでもないから」 と思うかもしれません。食べ物や水の安全には人一倍気をつけている人も多いことでしょう。 しかし、有害物質は口に入れるものではなく、皮膚から吸収される「経皮毒」というものがあるこ とを忘れてはなりません。シャンプーや石鹸、化粧品などのように毎日使う日用製品の中に含ま れる合成化学物質は、ごく少量であっても「繰り返し使う」もの。少しずつ体内に蓄積され、ある 日突然その影響が現れる危険性もあります。 次にひとつの例を上げさせていただきます。 <症例> 山下さんは4年前に子宮内膜症と右卵巣膿腫を併発。検査をすると子宮が25センチになっ ていた。髪は真っ白になり物が正常に見えなくなった 6ヶ月間のホルモン治療も効果はなかった。 知人のすすめでシャンプーを変えてみて検査をしたら子宮は14センチになっていた。 帝京平成看護短期大学教授・薬学博士 稲津教久先生は次のように解説をしています。 『シャンプーやリンスに含まれる合成化学物質が皮膚から侵入し害を及ぼすことがあり、このよ うな有害化学物質が皮膚から侵入して害を及ぼすことを「経皮毒」と言います。 山下さんが使っていたシャンプーには多くの合成化学物質が含まれていたためそれらの化 学物質は皮膚から体の中に入り血液やリンパ液に溶け込みこれを「経皮吸収」と言います。 山下さんの場合血液やリンパ液に溶けて子宮に運ばれた化学物質の中に 有害なものがあったためホルモンのバランスが崩れ様々な症状が引き起こされることになっ たのでないでしょうか。』 併せて次のようにも指摘しています。 ○化学物質を使う様になった時期とアレルギーが増えた時期が一致しており、経皮毒が免疫 系に影響を及ぼしている可能性は少なくない。 ○生まれつきアレルギーの子供が増えている。母親が皮膚から有害なものを取り入れて胎児に 影響を与え、生まれる前から経皮毒になる可能性がある.。 もちろんすべての人に症状が現れるわけではありませんし、因果関係も証明されたわけではあり ませんが経皮吸収の恐怖を軽視してはいけないと思います。 |
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